株の取引きには「売買単位」がある!?
株って最低いくらから買えるんだろう!?
日本を代表する鉄鋼会社の新日鉄。
ある時のその株価は、たったの227円。
「なぁんだ。タバコ1箱より安いじゃん。
1株買ってみるか・・・」
と思う人がいるかもしれませんが、
それは出来ません。

NTTやドコモの株みたいに、
1個1個バラバラで売ってくれる株もありますが、
それはまだ多くありません。
ほとんどの株はパック売りが基本です。
新日鉄なら1000株単位。これを売買単位といいます。
ここで、注意しておきましょう。
これまでは、例えば新日鉄なら
「50円額面だから1000株単位」、
東京電力なら
「500円額面だから100株単位」という
決まりがありましたが、
01年秋の法改正で株式の
「額面」というものがなくなりました。
売買する時の取引単位は、
会社側が自由に決めていいことになったのです。
この売買単位は単に取引の単位であるだけでなく、
「1単元」といって、
株主権を認められる最低単位でもあります。
つまり、「株主」として会社が認める株数が
取引の最低単位ということです。
現在の所は、
昔からの習慣がそのまま残っていますから、
新日鉄は1000株、東京電力は100株が
そのまま売買単位(1単元)ですが、
01年秋の法改正によって、
極端な話、
新日鉄が1株を売買の最低単位
(つまり、1株で1パック)とすることも
可能になりました。
そうなれば、たったの227円で株が買え、
株主になれるのですが・・・。
・・・・・・ま、無理かなぁwww
(だって、
株主がものすごく増えるでしょうから、
会社は管理が大変ですものね(^_^;))。
売買単位をどうやって知ればいいのか!?
では、売買単位がいくらなのか、
それをどうやって知るのか!?
面倒ですが、
「会社四季報」や
「日経会社情報」などで
チェックするか、新聞の株価欄で確認するしかありません。
しかし、このサイトのチャートを使えば・・・
会社が自由に決めていいということですから、
知らない間に変わっていた、
ということがあるかも知れませんので、
なるべく頻回にチェックして
注意しましょうね!
※要チェック
01年の商法改正で、
企業が市場での売買単位となる
1単元の株式数を自由に決めていいことになりました。
例えば売買単位を1000株から100株に引き下げると、
投資金額は10分の1で済むようになり、
個人投資家にも買いやすくなります。
それによって、株主の数が増える傾向にあります。
株価水準を引き下げる「株式分割」とともに、
個人株主の増加策として実施する企業が増えています。
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