「株」ってなんぞや!?
1 銀行にお金を預けて企業に投資していた!?
まず、企業と銀行の関係から株を説明してみます。
銀行が企業にお金を貸すと、
利子がプラスされて戻ってきます。
これが銀行の利益です。
銀行に集まるお金は、私たちが預けたお金。
つまり、私たちは銀行を通して、
企業に出資していることになります。
銀行を通して「間接的」に投資をしているということです
これを自分で直接、企業を選び、お金を出すのが株です。
株を買うことで「直接」投資をしているということです
株は、株式会社が運営資金を集める為、
お金を出して(投資)くれた人に発行します。
多くの企業は、
株の発行と銀行からの借入の2つが運営資金の軸です。

2 株でお金を集める利点とは!?
銀行にお金を預けることは間接投資であり、
このご時世なので見返り(利子)はほとんど期待できません。
そこで、自分で直接的に投資を行い、
銀行預金以上のメリットを期待するのが株式投資です。
ところで、なぜ企業は資金のすべてを銀行から借りずに、
株を発行するのでしょうか?
なぜならば、
銀行から借り入れたお金は、
契約で利息を付け、
返済日を守って返さなければなりません。
一方、株で集めたお金は、
借入のように返済義務はなく無利子です。
企業が倒産して株の価値がなくなったとしても、
株を買ってくれた人に対して責任をとる必要がありません。
同じような調達資金に見えても、
そのお金の性格には、違いがあるのです。
3 株と借入は使い分けられている!?
それなら、返済義務のない株だけで
資金調達をした方がよいのではないかと
思う人もいるかも知れません。
しかし、株は投資家にその企業の成長力や魅力を
伝えることが出来なければ買われることがなく、
資金は集まりません。
また株を買う行為は、
企業の経営権や利益を受け取る権利を得るということ。
株を発行しすぎて大部分を買い取られた場合、
経営権が脅かされることもあります。
反対に株が売れないと、お金が集まりません。
このような理由から、
企業は株の発行と借入の両方を
バランスよく使い分けながら運営しています。
??知ればなっ得??
「預金」と「株」の大きな違い
元本保証(投資した金額が必ず戻ること)の有無です。
預金は元本保証されている分、安全性は高いですが、
ローリターン。
株は元本保証されていませんが、
目利き次第で、高いリターンが見込めます。
<ここまでのまとめ>
・株とは、株式会社が発行するもの
・株で得た資金は利子が無く返済義務もない
・会社は株と借入の両方から資金を集められる
↯最後にゆっくりの解説動画もどうぞ(*^_^*)↯
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